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入れ歯を作る前に知っておくべき4つのポイント

失った歯の代用となる入れ歯ですが、その完成度は、製作者の技術は勿論、素材やかける金額によっても変化がうまれます。完成時には何も問題はなかったのに、後々合わなくなったというケースも少なくありません。使い心地のない入れ歯を手に入れるためのポイントをご紹介します。

■合わない入れ歯を使い続けるとどうなるのか?

1.咀嚼機能の低下や発音障害が起こる

痛みを感じたり、噛む事が難しいなど、その原因は、全体に均等な圧がかからなくなっている事が考えられます。入れ歯と歯茎の間に隙間があると、空気が入りこみやすくなり、噛んだ際に入れ歯が浮きやすくなったり、正しい発音ができなくなる事もあります。

2.歯茎だけでなく顎骨にも悪影響を及ぼす

強く圧がかかる部分があると、歯茎を傷つけるだけでなく、その下に存在する顎骨が吸収され、骨の面積が減る原因にもなります。骨の面積や形は、入れ歯の安定感に大きく関係しており、入れ歯以外のインプラント処置でも大変重要なものとなります。

3.顎に繋がる筋肉や他の骨に必要以上の負担をかける

合わない入れ歯を長期間使用することで、口周りの筋肉や骨に必要以上の負担がかかるだけでなく、下顎と繋がる首や背中、腰など他の骨にも影響を及ぼします。頭痛や肩こりや腰痛が発生する恐れもあります。

■良い入れ歯を作るための4つのポイント

1.保険適用の入れ歯と自費の入れ歯の違いを把握する

入れ歯を使用する上で最も多い悩みとして、入れた直後に感じる“違和感”があります。金属が使用可能な自費の入れ歯よりも、金属が使えない保険適用の入れ歯のほうが厚みが出るので、違和感が強くでる傾向があるといわれています。また、割れやすいという点も保険適用の入れ歯の特徴です。

2.入れ歯を作製する前に、口腔環境を良くしておく

入れ歯を作製する前の型採り時に歯茎の腫れや出血があると、質の良い入れ歯は作られません。理由は、型採りから完成して装着までの間に、口腔内の変化が起こるとその分ズレを生じるからです。入れ歯を作るときは、ブラッシング指導やクリーニング等を受けて、事前に口腔内の環境を良くしておくことをオススメします。

3.自分の癖を知り、必要であれば改善する

歯の並びや感覚など、元々の口腔内と入れ歯では違いが多々存在します。特に、「左右どちらかでしか噛まない」などの咀嚼に関する癖は、入れ歯の安定感に大きく関係してくる為、前もって伝えておくと良いでしょう。意識しての食事や、トレーニングが必要になる場合もあります。

4.入れ歯の調節は、満足感を基準に行う

噛み合せやフィット感など、入れ歯の調節には必ず時間がかかります。理由は、1mm以下の幅を削って確認をする。それの繰り返しだからです。しかし、だからといって妥協をしては絶対にいけません。これは、調節する術者(歯科医師)は勿論の事、患者に対してもいえることです。調節時に満足感を感じなければ、必ず早い段階で何らかのトラブルとなって表れます。“なんとなく”ではなく、“確実に”良い状態を目指しましょう。

■入れ歯のトラブルは、後々必ず起こるものであると理解する

入れ歯というものは、歯茎や骨で支えられて機能を発揮します。歯周病や年齢による歯茎や骨の変化が起これば、必ず緩みを感じたり、痛みがでたりなど入れ歯によるトラブルが起こります。毎日快適に過ごすには、トラブルの早期発見や対策が必要不可欠です。歯科医院での定期的なチェックを受けるようにしましょう。