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無痛治療をご希望なら!静脈鎮静法の効果と注意点

歯科医院へ行くのが苦手という方の多くは、歯科治療で起こる機械音や薬品の独特な匂い、そして痛みに対する恐怖心が強い場合がほとんどであり、普段の生活の中で強い痛みを感じたときに、仕方なく通うという方は、けして少なくありません。今回は、リラックスした状態で歯科治療が行える静脈内鎮静法についてまとめてみました。是非参考にして頂ければと思います。

■静脈内鎮静法とは?

不安や恐怖心が強い場合に起こりやすい症状として、パニック発作があります。激しい動悸や息切れ、発汗、眩暈、しびれ等が起こり、中には救急車に運ばれる人もいます。歯科医院では、パニック発作が起こりえる方や恐怖心が強い方に対して、笑気や静脈内静脈内鎮静法を行い、患者様自信が不安なく治療を受けることが出来ます。

1.静脈内鎮静法の流れ

腕の静脈に点滴をし、鎮痛剤を身体に送り込む静脈内鎮静法は、点滴をして数分後には眠気やお酒に酔った感じが起こり、不安や緊張が和らぎ始めます。恐らく、痛みを伴うタイミングは初めの注射時のみとなりますが、静脈内鎮静法を安心して受ける為にも、事前に処置の流れを把握しておきましょう。静脈内鎮静法は痛みを抑える麻酔ではありませんので、併用して局所麻酔を使用します。

  1. ①治療日の1~2週間前に全身状態を診察し、静脈内鎮静法についての説明を行います。
  2. ②心電図や血圧計といった生体モニターを用いり、点滴の準備と、患者様の体調確認を行います。
  3. ③眠りが深くなった場合に使用する酸素吸入器と鎮静効果を抑える薬も安全のために準備します。
  4. ④患者様の状態を見ながら鎮静法を注入します。
  5. ⑤鎮痛剤の効果が確認できた段階で、治療を開始します。(常に血圧や脈拍等を確認します。)
  6. ⑥鎮静法の効果がある程度切れた頃に、患者様の状態をみて、医師が帰宅許可を出します。

2.静脈内鎮静法の費用

静脈内鎮静法は、「歯科治療恐怖症」の病名がつき、かつ行う治療内容が保険適用のものであれば、静脈内鎮静法も保険を使って行う事ができるといわれています。しかし、特殊な機械や道具を必要とする為、自費診療で行うケースがほとんどであり、相場は約5万円~10万円とされています。当医院では3万円で行っています。

■静脈内鎮静法の3つの効果

静脈内鎮静法で得られる効果は、けして不安や恐怖心を取り除くだけではありません。その他にも様々なケースに用いられます。静脈内鎮静法の効果やメリットについてみていきましょう。

1.持病をお持ちの方でも受けられる

循環器疾患をはじめ、糖尿病、甲状腺等の病気をお持ちの方の場合、精神的なストレスで全身状態が変化しやすく、場合によっては受けられない治療も存在します。静脈内鎮静法は、点滴を行う為、急な容態の変化にも迅速に対応する事が可能であり、安全性を確保して治療を行う事ができます。

2.嘔吐反射を抑えられる

口腔内で行う歯科治療では、使用する器具の舌や喉付近への接触、歯型を取る為の粘土のような材料を口に入れたりなど、「オエッ」となる嘔吐反射が起こりやすい傾向にあります。静脈内鎮静法を行う事で、不安や緊張感が薄れ、リラックスした状態となるので、口腔内の感覚が鈍くなり、嘔吐反射が起こりにくくなります。

3.治療時間が短く感じる

静脈内鎮静法は、リラックスした状態であるのと同時に、意識はあっても、何となく頭がフワフワとした感覚になります。中には、眠ってしまう方もいる程、治療に対するプレッシャーがなくなります。その為、「気付いたら治療が終わっていた。」という方も少なくありません。

■知っておきたい!静脈内鎮静法の3つの注意点

静脈内鎮静法は、歯茎に行う通常の麻酔とは強さや作用時間も異なる為、患者様自身に気をつけて頂かなければならない事もいくつか存在します。トラブルに繋がらない為にも、注意点についても事前に把握しておきましょう。

1.【術前】4時間前からは何も口にしない

食べ物の中には、麻酔の効果を妨げる物もある為、食事制限が必要になります。術前に行う食事は、食べないか、軽食程度に抑え、術中の嘔吐による気管への混入防止の為、原則「治療から4時間前からは何も口にしてはいけない」とされています。

2.【術後】自動車や自転車の運転は禁止

静脈内鎮静法の作用時間は、通常の歯茎に行う麻酔よりも長くなる事がほとんどです。部分的に麻酔の効果が残るのではなく、眠気が残ったり、ふらついたりなど、全身に変化がみられる為、術後の自動車や自転車の運転は禁止とされています。帰宅時に困らぬよう、当日は徒歩あるいは交通機関を利用するか、送り迎えをしてもらうようにしましょう。

3.【術後】帰宅後は、外出は控えて安静に

術後暫くたった後に、再び強い眠気やだるさに襲われる事もあります。当日は、仕事や大切な予定は入れないようにし、外出は控えて、安静を心がけて下さい。

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