インプラント治療
インプラントとは
インプラントは失った歯の代わりとなる人工の歯根を植え、その上に人工の歯をかぶせるだけで、通常の歯と同じように噛む事が出来るようになる治療法です。素晴らしい治療方法ではありますが、外科手術ですので、執刀医の腕によっては神経麻痺が残る場合もあります。手術後に血が止まりにくい、数年で歯が抜けるなど、色々なトラブルが起きているのも事実ですので、インプラントをする前に良く調べておいた方が良いでしょう。
インプラントのメリット
インプラントの最大のメリットは、自分の歯と同じように、何でもしっかり噛めるようになることです。ブリッジのように両隣の歯を削って橋をかける治療では、大きく削ることによって歯の寿命を縮めてしまうことがありますが、インプラントならほかの歯に負担をかけることはありません。 一方、入れ歯という選択肢もありますが、入れ歯では力を入れて噛めない、見た目がどうしても年寄りくさくなってしまうなどのデメリットがあります。
インプラントのデメリット
インプラントは、誰にでもおすすめできる治療ではありません。定期的なメンテナンスが必要なため、定期的に調整に来院くださり、毎日自分できちんと歯磨きをする必要があります。手入れを怠ると、インプラントは自分の歯より弱くなってしまう可能性もあります。また、最大のデメリットは、保険外診療のため、費用が高いことです。
当院で行うインプラント手術
当院では、スウェーデンの（ノーベル・バイオケア社）ブローネマルクインプラントが手がけるインプラントシステムを採用しています。
こちらは、世界的に信頼度が高い、40年以上の歴史と実績を持つインプラントシステムで、主に2回法の手術に多くの採用実績を持っています。
当院で採用しているインプラント
口腔外科を得意とする執刀医が手術を担当します。
骨が足りない方の場合は、人工の骨を使用したり、骨が極端にない場合は、骨を創る手術を先に施す場合もあります。
手術はすべて、手術室内の清潔な空間で行い、感染症対策も万全です。痛みはほとんどなく、ご希望があれば静脈内鎮静法を使って、半分寝ているような、リラックスした状態で手術を受けることも可能です。
どこの歯科医院で受けても良い治療法ではありません
インプラントはその言葉の通り人工歯を【植える】治療法です。保険の適用されない自費診療ですので、近年どこの医院でもインプラント治療を手がけるようになってきました。1日セミナーに参加して翌日より技術力のない歯科医がインプラントをする場合もあります。インプラントは骨に人工の歯を植える外科手術です。下顎には静脈やお口の機能の為の神経が通っています。手術中に予想外の事が起きても対応可能な執刀医が居る医院、可能であれば歯科口腔外科を専門としている（外科専門）医院が良いでしょう。
インプラントの費用も驚く程安値な医院も存在します。ある程度名の通ったインプラントメーカーの材料を使用して安全に手術を行うには、あまり安い料金で治療をすることは難しいでしょう。粗悪な材料・滅菌や殺菌・使い捨ての手術用品・十分な治療時間や説明時間を考慮してください。過去にはインプラントメーカーがなくなり部品もなく修正不能だったケースもあります。当院の費用は決して安くはありません。ですが安全且つ長持ちするインプラント治療を心がけています。
当院で採用しているインプラントメーカー
世界的にも最も信頼されているインプラントシステムです。
ブローネマルクインプラント
スウェーデンの（ノーベル・バイオケア社）ブローネマルクインプラントが手がけるインプラントシステムです。主に2回法の手術に多くの採用実績を持っています。チタンの骨親和性を発見し、インプラントの礎を築いたブローネマルク博士の研究を元に開発された、世界初のインプラントシステムとして有名。40年以上の歴史と実績があります。
ストローマンインプラント『ITI』
スイスの（ストローマン社）ストローマンインプラント『ITI』が1974年より手がけている、歴史あるインプラントです。開発、研究共に高い実績を持つインプラントシステムで、メーカー随一の研究開発費を投じた信頼性の高いシステムで知られています。インプラントが割合小さいため、日本人の骨格に適していると言われています。
インプラントのおすすめ医院
外科を得意とする執刀医が手術を担当・説明を徹底しリスクを伝える医院・安値だとうたっていない医院・緊急時に対応できる装備のある医院・衛生的な医院・術後の夜間にも執刀医と連絡がつく医院。インプラントは100％成功する治療法ではありません。歯科医院と執刀医を選ぶのは患者様であるあなたなのです。
インプラントの費用
基本的な費用は1本44万円（税込）となります。
