一般歯科とは

一般歯科とは、虫歯の治療・歯周病(軽度)・歯の神経の治療・定期検診や予防・歯磨き指導・入れ歯・削ったあとの詰め物やかぶせ物の治療を主におこなう科をさします。歯科医院の大半が一般歯科です。

このような症状の方はぜひお越しください

痛みの少ない、恐怖感の少ない治療を提案

当院では、痛みに弱い方、歯医者に恐怖感のある方、パニック障害のある方や嘔吐反射の強い方など、通常の歯科診療を受けるのが難しい方に対しての治療を提案しています。 保険適応が可能な、瘴気麻酔を嗅いでいただきながらの治療、鎮静剤を使って、半分寝たような状態で受けられる治療、麻酔の前にクリーム状の麻酔を塗り、その後、極細針で麻酔注射を行うなど、治療法もさまざま。可能な限り痛みが少なく、リラックスいただける治療を目指しています。 お子様の泣き声で恐怖心を増大してしまう方もいらっしゃいますので、お子様の一般診療は基本的に受け入れていません。ですが、転んで口の中を切ってしまった場合など、口腔外科の診療の場合は受け入れています。

歯の構造について歯は以下の構造によってできています

エナメル質 歯の表面を覆っている透明感のある最も硬い組織です。
人間の体の中で最強の強度があります。
セメント質 歯の根っこ(歯根)の外側にある組織です。
象牙質 セメント質の内側にあり、エナメル質より柔らかい組織です。
歯の神経(歯髄) 象牙質の内側で一番中心にある組織。
神経の中には血管や神経線維等があり、歯に栄養を送る役割をしています。
歯茎(歯肉) 歯の周りのピンク色の粘膜です。
歯槽骨(歯を支えている骨) 歯を支えている顎(あご)の骨です。

虫歯はどうしてできるの?

虫歯は通常C0・C1・C2・C3・C4の進行具合で区別しています。初期の虫歯は、自分でしっかり磨くことにより再石灰化します。

虫歯菌の出す酸によってリン酸カルシウムが溶け出すことを虫歯と呼びます。

あなたのお口の臭いは大丈夫?

知っていますか?口臭の原因の割合を多く占めているのが、舌(べろ)なのです。毎日の日課で歯磨きをしても、舌のケアをおこたると舌苔(ぜったい)と呼ばれる細菌の塊が舌の表面を覆い、悪臭を出し始めます。その他の原因では、歯周病・虫歯・歯にあってない詰め物やかぶせ物・ブリッジの間・入れ歯に付いた細菌ともう一つ忘れてはならない原因がドライマウスです。お口の中は常にあなたの唾液の自浄作用が働いていますが、この唾液の量が減ると口臭が強くなります。ですから、口呼吸の方や唾液の泌量が少ない方の起床後の口臭は強めになります。また、緊張すると唾液の分泌が減ります。日中も口が乾くことが多い方や、ドライマウスの方も口臭は強くなります。

口臭の主な原因

どの様に口臭を失くしますか?

あなたも電車などの人の密集している場所で、この人の口は臭うなぁっと感じたことが一度や二度はあるのでは無いでしょうか?もしくは身近な人にもいるのではありませんか?あなたのお口の臭いはどうでしょう?

口臭はある程度取り除くことが可能です。少しでも気になるようでしたら歯科医院を受診してみてください。歯科の先生が口臭の原因を見つけてくれるはずです。口臭測定器などで口臭の強さの計測を売りにしている医院もありますが、あまり必要はありません。当院も以前は口臭測定器を使用していましたが・・・

お口全体の検査・歯周ポケットの深さ・歯茎の腫れ・歯のゆれ・レントゲン撮影(歯の詰め物の下に潜んでいる虫歯、歯周病の進行度、親知らずの確認のためにレントゲンは必要なのです。目で見えない所を見せてくれるのがレントゲンなのです。)諦めないでください。口臭は治療と予防が可能なのです。

当院でも舌の磨き方をお教えします

問診票に口臭が気になるとご記入ください。歯科医院での治療・歯の歯石取り・PMTC(自費によるクリーニング)・自宅でのケアによって口臭は改善されます。お口の渇き(ドライマウス)が気になる方は、ペットボトルの緑茶などを持ち歩き、お口が乾いたら潤してあげてください。また、噛むことにより唾液が分泌されるので、キシリトールガムなどを噛んでみても良いでしょう。舌のケア法も歯医者さんで教えてもらうと良いでしょう。