歯科口腔外科とは

ほかの医院で大学病院を紹介されるような、難しい生え方の親知らずの抜歯も一度受診ください。
また、口の中、舌などにできものがあり、舌がん、口腔がんを心配されている方や、口内炎が1~2週間で治らない場合も、早めにご来院ください。
虫歯だらけの歯や、角がとがった詰め物などが入っているとき、舌が何かの原因で常に刺激されている場合も、舌がんの原因となってしまうことがあります。転んで口の中や唇を切ってしまった場合、歯をぶつけてしまった場合などの外科的治療にも対応できます。
もちろん、症状の状態によっては、大きな病院を紹介させていただきます。

こんな時は口腔外科を受診してみましょう

口腔外科を専門としている当院は以下の治療を行っています

必要に応じて検査にも出します。口内炎だと思っていたら悪性の癌だったと言うケースもあります。
※たかだか口内炎とは決して思わないでください。数日経過しても治らない場合は安心のためにも口腔外科を受診してください。当院でも年に数人の方の口腔がんを発見しています。

骨移植 骨の無い方もインプラント治療が可能です。
外傷 転んで顔面を打ってしまい口の中が切れてしまった。
インプラント・静脈内鎮静法 点滴で眠っていただける麻酔です。

顎関節症

こんな症状は顎関節症です

  • お口を開ける度に、カクカクと音がする
  • お口を開けると、あごの関節が痛む
  • お口が開きにくい

原因も様々

顎関節症は、この症状が出てからの期間が短い程、改善される症状です。長年、ほったらかしにして来た場合などは治療期間や治り具合にも影響がでて来ます。

検査方法

4分画と呼ばれる、あごの関節のレントゲン(通常のレントゲン含め2枚)を取ります。1枚の関節のためのレントゲンは自費になります(当院では税込4,200円)。歯科医師が触診します。あなたのあごの関節に指を当て、お口を開け閉めしてもらいます。お口がどの程度開くかの測定をします。日常の生活習慣なども伺います。

治療方法

スプリント療法

マウスピースを作成し、あごの関節の調整を行います。強くあたり過ぎている箇所をマウスピースにレジン(プラスティック)を盛り調整します。睡眠時だけ装着していただく場合と食事の時間以外の全てに装着をお願いする場合があります。マウスピースは透明ですので、ほとんど目立つことはありません。スプリントの調整は保険では月に一度と定められていますので、2度目からは実費となります。通常は月に一度で十分です。

 薬の処方(院内処方)によりあごの痛みを取り同時に関節をリラックスさせるためのお薬を飲んでいただきます。

 症状が重い場合は、あごの関節と骨との間にクッション材となるヒアルロンを注入します。お口の中からではなく、外側(耳の少しした)に麻酔をしてからヒアルロン酸を注入します。これも保険でできます。痛みの心配はそれほど必要ありません。

歯ぎしりや食いしばりの治療も

顎関節症ではなくとも、寝ている間の歯ぎしりや食いしばりでお悩みの方には、別のタイプのマウスピースをおつくりする治療があります。
長く歯ぎしりや食いしばりを続けることは、歯への大きなストレスとなり口内トラブルの原因にもつながります。どうぞ早めにご相談ください。