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親知らずの抜歯って大変?
こんにちは^_^ 親知らずの抜歯って聞くと正直、それだけで怖いですよね?では何で親知らずの抜歯が必要なのでしょうか?理由は様々ですが、必要があれば抜くことも検討することになるでしょう(^_^;)
■では、ここで当医院での親知らずの抜歯のお話です。まず抜く必要性がある理由です。
- ①虫歯になってしまった
- ②斜めに生えていて歯磨きしにくい
- ③歯ぐきが腫れる
- ④歯列矯正のため
- ⑤親知らずの手前の歯を虫歯にする可能がある
- ‥‥‥etc
親知らずは全て生えると上2本下2本の計4本が一般的です。この記事を書いてる私は下に2本の親知らずだけでした。左の親知らずは斜めに生えて、頭が少し歯ぐきの外に出ている状態でしたので抜歯をしました。
まっすぐ生えている親知らず、顎の骨の深い位置に埋まっている親知らずは必ずしも抜く必要はありません。
■では斜めに生えている、一部が歯ぐきの外に出ている親知らずはどうでしょう?
この様な親知らずは抜歯をオススメしています。歯と歯ぐきの間に食べかすが入りやすく、きれいに保つことが難しくなるからです。汚れが落ちていない状態が続くことにより、常に歯ぐきが腫れたり、大臼歯『一番奥の歯』の歯根を虫歯にしてしまうリスクが高くなってしまいます(^_^;)
では、親知らずが原因で歯周病になったり口臭の原因になったりはするのでしょうか?
答えは Yes です。
お口の匂いは自分で気づくより、周囲の方が感じる場合の方が多いのです。
■では次に抜歯のお話をしましょう
親知らずは、初めにお口全体のレントゲンで生え方、埋まっている場所(深さ)、神経との距離を明確にします。親知らずを抜く時に神経を傷つける事のない様にします。とは言っても、稀に親知らずが神経(オトガイ)に非常に近い場合や神経に隣り合わせになっている場所もあります。
必要に応じてCT(レントゲンの親分)撮影も行うことがあります。
親知らずは、どこの歯科医院で抜いても良いのでしょうか?また同じなのでしょうか?
親知らずは、ただの抜歯ではありません。まっすぐに生えている親知らずは簡単に抜けますが、埋伏(潜っている歯、斜めに生えている歯は手術です。
親知らずの抜歯は、専門である歯根口腔外科をオススメしています。
■もちろん当医院は口腔外科です
たまに、他の歯科医院で親知らずが抜けなくなり来院される患者様がいらっしゃいます。その他、抜歯後も痛みが取れなく来院され、レントゲンで確認すると根っ子が抜き残されているケースもあります。残念なケースですと神経を損傷されて痛みや麻痺が続くといったケースもあります。
歯科口腔外科は文字通り、《お口の外科》です。
当医院は歯科口腔外科を得意としているので経験が豊富です。様々なケースの親知らずの抜歯をしているからこそ、的確な診断と安全で痛みの少ない抜歯を可能としています。抜歯にかかる時間も非常に短いと自負しております^_^ 抜歯に長い時間が掛かれば、それだけ患者様にとっては苦痛になってしまいます。ずっとお口を開け続けて顎が痛くなってしまったり、恐怖が続いてしまいます(^_^;)
出来る限り短時間で安全な抜歯を心がけています☆ もちろん、痛みもなくがベストです。
親知らずの抜歯は痛いについてです。
ただでさえ、抜歯は怖いのに痛みなんて絶対に嫌ですよね(^_^;) 安心して下さい。麻酔の注射の痛みだけですので。麻酔の注射の前には、ジェル状の塗る麻酔をします。
当医院で使用しているジェルはバナナの香りです。
このジェルは少々苦いですが効果はありますよ^_^
その他にも、笑気ガスと言ってお鼻からガスを流しリラックスして頂けるものもございます。
ただ、どうしても怖くて無理と言う患者様には点滴でウトウトしている間に抜歯することの出来る麻酔もあります。
静脈内鎮静法も可能です。
今日のお話はここまでにします。ここまで読んで頂き、ありがとうございます。